
生活する上で車が欠かせないけどお金に余裕がない、高くて買えないという方も多いのではないでしょうか。購入後の維持費に不安を感じている方もいるでしょう。
車を購入すると、購入時にまとまった初期費用がかかるのに加えて、維持するためのお金が必要です。
この記事では、車にかかる維持費や初期費用、選び方を解説します。車が欲しいけどお金がないときの対処法も紹介するので、生活するうえで車が必要な方はぜひ参考にしてください。
車欲しい! 維持費や初期費用はどのくらいかかる?
車を購入すると、車両価格だけでなく税金・法定費用などのまとまった初期費用がかかります。
また、乗り始めてからも維持・管理にお金が必要です。最初に、車の購入にかかる初期費用と維持費を確認しましょう。
車の購入にかかる初期費用は?
車を購入したときにかかる初期費用には、主に以下のものがあります。
車両価格 | 車の価格 |
---|---|
自動車税(軽自動車)種別割 | 車種や総排気量に応じて、車の所有者に課税される税金 |
環境性能割 | 車を取得したときにかかる税金 |
自動車重量税 | 重量や経過年数に応じてかかる税金 |
自賠責保険料 | 車の所有者に加入が義務付けられている自賠責保険の保険料 |
自動車保険料(任意保険料) | 事故による損害を補償してくれる保険の保険料 |
車庫証明費用 | 車の保管場所を証明するための書類発行にかかる費用 |
新規検査登録にかかる費用 | 運輸支局で検査登録をする際にかかる費用 |
納車費用 | 自宅に納車してもらうための費用 |
例として、2022年度上半期国内販売台数NO1の人気車種である軽自動車「HONDA N-BOX」の購入にかかる費用をシミュレーションしました。
初期費用の内訳 | 金額 |
---|---|
車両価格 | 1,448,700円~2,252,800円 |
軽自動車税種別割 | 10,800円 |
環境性能割 | 0~1% |
自動車重量税 | 3,700~5,600円 |
自賠責保険料 | 27,330円(契約期間37か月の場合) |
自動車保険 | 50,000円(保険会社や補償により異なる) |
車庫証明 | 2,700円程度 |
新規検査登録にかかる費用 | 10,000円~30,000円程度 |
納車費用 | 5,000円~30,000円程度 |
合計 | 1,558,230円~2,431,758円 |
上記はあくまでも一例であり、初期費用は車種によっても大きく異なります。一般的に、軽自動車は普通自動車と比べて初期費用が安めです。
1年間にかかる維持費は?
車の購入にはまとまったお金が必要ですが、乗り始めてからも以下のような維持費がかかります。
- 自動車税(軽自動車)種別割
- 自動車重量税
- 自賠責保険料
- 自動車保険料(任意保険料)
- 車検費用
- メンテナンス費用
- ガソリン代・高速料金代
- 駐車場代
「HONDA N-BOX」の年間維持費をシミュレーションしたので、参考にしてください。
軽自動車税種別割 | 10,800円 |
自動車重量税 | 3,300円 |
自賠責保険料 | 9,865円(契約期間24か月の場合) |
自動車保険 | 50,000円(保険会社や補償内容により異なる) |
車検費用 | 20,000円(車検を依頼する業者により異なる) |
ガソリン代 | 75,471円※ |
駐車場代 | 10,000円(地域により大きく異なる) |
合計 | 179,436円 |
- ※燃費21.2km/L、年間走行距離10,000km、160円/Lと仮定して計算
ただし、実際の維持費は、車種や車の使い方などによって大きく変わってきます。
車を購入するのであれば、それぞれの費用に備えて普段からお金を用意しておくことが大切です。
車の選び方
車にもさまざまなボディタイプや車種があります。安全性能や燃費性能に優れた車種も多く、車が欲しいと思ってもどの車を選ぶべきか迷う方も多いでしょう。
そこで、車を選ぶ際のポイントを解説します。
予算から選ぶ
車を購入する際にはさまざまな費用がかかるため、車種を決める前に無理なく支払える予算を決めましょう。
車の装備を増やすほど快適性や便利さは増しますが、その分価格も高くなります。また、予算の検討をする際は、購入してからの維持費も考慮しましょう。
費用をなるべく抑えたい方は、軽自動車がおすすめです。軽自動車は、比較的車両価格が安く、税金や保険料も抑えられます。さらに、コンパクトな軽自動車は燃費が良く、ガソリン代の負担も軽減できます。
利用目的から選ぶ
車の利用目的によっても、選ぶべき車が変わってきます。毎日の通勤や買い物、送り迎えなどの日常使いなら、小回りのきく軽自動車やコンパクトカーがおすすめです。
家族で使うなら、ミニバンやステーションワゴンを検討すると良いでしょう。こどもが乗る場合は、後部座席の広さにも着目する必要があります。また、旅行やこどもの部活動で荷物をたくさん運ぶなら、荷室の広さも重要です。
ボディタイプから選ぶ
ボディタイプによって、見た目や室内空間の広さ、荷室の広さなどが変わってきます。
以下にそれぞれの特徴をまとめているので、車選びの参考にしてください。
車種 | 特徴 |
---|---|
軽自動車 | 取り回しが良く日常使いしやすい、費用を抑えられる |
コンパクトカー | 取り回しの良さと普通自動車の乗り心地を両立できる |
ミニバン | 室内空間や荷室が広く、家族が多い家庭にも適している |
セダン | エンジンルーム、車室、トランクルームの3つで構成されているタイプで、走行性能や高級感重視の方に適している |
SUV | 実用性が高くスポーツやレジャーの場面に適している |
ステーションワゴン | 車高の低いワゴンで、荷物が多い方や走行性能を重視する方におすすめ |
車が欲しいけどお金がないときの対処法

交通の便が不便な地域に住んでいる、通勤に使うなど、車がないと困る方も多いでしょう。そこで、「生活する上で車が必要だけど、お金がない」ときの対処法を紹介します。
- 貯金する
- カーローンを組む
- 中古車の購入を検討する
- カーリースを利用する
貯金する
車が必要になるまでの期間に余裕がある場合は、計画的に貯金しましょう。仮に、100万円を2年で貯めるとすると、1年間で50万円、1か月に換算すると約42,000円を貯金すれば達成できます。
給与が入った時点で貯める分を別の口座に移すなどして、先取り貯金するのがポイントです。家計簿を利用してあらかじめ目標を設定しておき、どのくらい達成できているのかを常に把握できるようにしておきましょう。
ただし、貯金にはある程度の期間がかかるため、今すぐ車が必要な場合に適した方法とはいえません。
カーローンを組む
カーローンを組めば、まとまったお金を用意できなくても車に乗ることができます。
カーローンとは、主に金融機関やディーラーが提供している車の購入代金を借りるためのローンです。新車と中古車どちらにも利用でき、車両本体にかかる費用だけでなく、車検費用やオプション費用、修理費用にも充てられます。
カーローンごとに異なりますが、一般的に年1.0%~5.0%程度と比較的低金利で借りることが可能です。
ただし、カーローンを利用するには、審査に通過する必要があります。カーローンによっては、「年収200万円以上」「勤続年数1年以上」というように、年収や勤続年数に制限が設けられている場合もあります。
中古車の購入を検討する
車両価格を抑えやすい中古車の購入を検討するのも手段の1つです。新車では購入が難しい車種でも、中古車なら選択肢に入れられる可能性があります。
ただし、欲しい車種やグレードの車が見つかるかわからない点や、オプションを自由に決められない点には注意しましょう。
また、中古車の整備状態を知るのには限界があり、気づかない部分で劣化が進んでいることも考えられます。中古車の購入を検討する際は、自分の目でキズや汚れ、装備が正常に動くかなどを確認し、慎重に見極めることが必要です。
中古車の場合、初期費用は抑えられますが、トラブルが起きると整備費用がかかり、結果的に新車よりもコストがかかってしまうリスクもあります。
カーリースを利用する
車を購入するまとまった資金を用意するのが難しい場合や、乗り始めてからの維持費が心配な場合は、カーリースを利用する方法もあります。
カーリースとは、車を長期間にわたって借りるサービスです。レンタカーやカーシェアリングとは違い、数年単位で車を借りるので、通勤や買い物などで毎日利用する方にも適しています。
車を購入するのと違うのは、所有権がカーリース会社にあることです。利用者は、カーリース会社にリース料金を支払うことで車の使用権を得ます。 初期費用がかからず、毎月のリース料金を定額で支払えるのがカーリースの魅力です。
カーリースのメリットとは?

カーリースには、主に以下のメリットがあります。
- 初期費用0円で新車に乗れる
- 定額の月額料金に維持費も含まれている
- メンテナンス費用もまとめられる
初期費用0円で新車に乗れる
車を購入する場合、車両価格だけでなく税金・保険料や法定費用がかかりますが、カーリースは基本的に初期費用がかかりません。そのため、まとまった資金を用意できない方でも車を利用できます。
新車を選べるので、「費用は抑えたいけど中古車は不安」という方にもおすすめです。購入するには手が届かない車種・グレードの車も、選択肢に入れられる可能性があります。
定額の月額料金に維持費も含まれている
カーリースの月額料金は、定額で支払えます。あらかじめ毎月の料金がわかっているので、家計の計画が立てやすくなります。
車の税金や保険料は、毎年や2年ごとにまとめて支払うため、計画的に備えておかなければなりません。
しかし、カーリースの月額料金には、自動車税や自賠責保険料も含まれているので、納税の手続きも不要です。支払いに備えて、まとまったお金を用意する必要もありません。
メンテナンス費用もまとめられる
カーリースやプラン内容によっては、メンテナンス費用や車検費用も月額料金に含まれています。
車を安心かつ経済的に乗るには、こまめなメンテナンスが欠かせません。メンテナンス費用が含まれていれば、車にかかる費用が一定になり、さらに家計管理がしやすくなるでしょう。
メンテナンスが行き届いていればトラブルも起きにくくなり、修理費用の負担軽減にもつながります。
人気車種の新車に乗れる「ENEOSカーリース」がおすすめ
「ENEOSカーリース」は、国内新車販売台数上位の人気車種をそろえるカーリースです。契約期間中、好きなときに車に乗れます。
初期費用は0円、毎月の月額料金が定額なので、車を購入するためのまとまった費用を用意するのが難しい方にもおすすめです。月額料金には、自動車税や自動車重量税、自賠責保険料も含まれています。
また、フルサポートパックなら、車検・法定点検費用、タイヤ・オイル・消耗品交換費用、代車・事故修理費用も月額料金に含まれるため、車にかかる費用を一定にできます。お近くのサービスステーションに行くだけでメンテナンスが完結するので、車の維持・管理が不安な方にも適しています。
さらに、のりかえプランをご契約の場合、2年ごとに次の新車へのお乗り換えが可能です※。そのため、次に欲しい車が見つかった場合やライフスタイルが変化した場合も、まとまった費用なくお乗り換えいただけます。
「ENEOSカーリース」は、乗りたい車を選んで、お近くのサービスステーションで契約するだけで、人気の車種の新車に乗り始められます。
- ※当社が指定した車種、およびリース契約に定める乗換対象期間を満たすものに限ります。
まとめ
車を購入する際には、車両価格や税金、保険料などのまとまった費用がかかり、購入後は税金や保険料に加えてメンテナンス費用などの維持費もかかります。
車が必要になったら、まずはかかる費用を理解し、予算を決めましょう。予算の範囲内で、車の利用目的に合ったものを選ぶことが大切です。
生活に車が必要だけどまとまったお金が用意できない場合や維持費が不安な場合は、毎月の料金を定額で支払えるカーリースの利用も検討しましょう。
監修者

松崎 観月
大学卒業後、金融機関にて個人営業を担当し、資産運用の相談・保険販売などを経験する。退社後、CFP認定を取得。現在は金融に関する記事の執筆・監修を行う。これまでに執筆した記事は500本を超える。
資格情報:CFP®、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、日商簿記検定2級